6月14日午後、米沢市景観形成重点地区のひとつ、松が岬公園周辺地区を中心とするまちあるきに参加しました。山形大学工学部建築・デザイン学科3年生の授業の一環で、県建築士会米沢支部がコラボしたものです。総勢30名の学生さんと、士会からは6名。松が岬公園は米沢城跡に上杉謙信や上杉鷹山など上杉家の史跡が点在しており、その周辺には城下町の名残が多く残っています。古いものと新しいもの、色や形態が混在するなかを、参加者各自、良い景観と残念な景観をそれぞれ写真におさめながら歩いてきました。写真は九里学園高等学校校舎。昭和10年建築の木造建築、平成9年に登録有形文化財の指定を受けています。校舎は現役!窓からはすずなりの生徒さん達が手を振り、下を歩く学生達と大声で会話してました。むしろ、こんな光景が、印象に残るものですね。約1.5時間のまちあるきの後は1時間の意見交換会。終了後は士会参加者の意見も求められ、なかなか充実したまちあるきとなりました。9月に予定しているまちづくり委員会のイベントのいい下見となりました。