12月23日(金)米沢にて、令和4年度山形県森林技術職員等技術研修(森林利活用)に参加。山形県森林研究研修センター主催、県や市町村及び民間の林産・林業や森林整備に関わる、川上から川下までの様々な職種に携わる女性技術者対象の研修会でした。内容は県工業技術センターでの民間事業者への製品開発支援と、地元木製サッシメーカーによる木材特性を活かした製品開発の事例紹介の2本だて。後者の「木製サッシ工場見学」に惹かれての参加でしたが、製品開発支援における「パーパス=存在意義」の考え方など、改めて思い起こさせてもらった研修会となりました。さて、やはり、工場見学は百聞は一見にしかず。アルス株式会社 本社工場を案内していただきました。鶴岡の「スイデンテラス」でも採用されているとのことですが、木製サッシは一般住宅ではコスト的になかなか手のでにくいものです。しかし、実際に製造過程を見学して理由がわかりました。製品の規格の多様化を目指しているとのことで、コストダウンにもつながります。省エネ基準の改訂もみすえ、部分的な採用など、今後、設計者として大いに工夫していく必要がありそうです。
大雪情報のなか、かろうじて、無事に帰宅。お疲れ様でした。